寒い夜だから♪

３月というのに今日はとっても寒い。
１２時ぐらいに外に出たら、雨かと思ったらみぞれなんて降っているんだもん。
ひーーーーここは南国奄美大島なのによ。
こんな日は鍋に限る。ということで、前回は福岡名物のもつ鍋。なら今回はもうひとつの福岡名物、鶏の水炊きでいこうかなと。鶏の水炊きは福岡では高級料理とされているので、お店で食べるにも一見さんのお客さんはまずは入れない。
だから、外でも家でも食べたことがなかったんよ。でもさ、こっちの郷土料理の鶏飯といっしょだよなぁと、鶏ガラと鶏もも肉を購入。ほんとは骨付きの地鶏がいいんだろうけど、そんな高価なものは買えない、買えない。
他の具材は、白菜、長葱、鶏のつくね、豆腐というシンプルなもの。
鶏ガラを鍋に放り、鶏飯のときのようにスープを取る。こつはねーぐつぐつ沸騰させないで、とろ火でじっくりスープを取ること。２時間ぐらい水を足し足しスープを取り、つくねと野菜たちを投入。スープを取った後の鶏ガラの骨と骨の間についてる肉もこそいで入れるね。
そして、できました〜〜

ほら、画像で湯気が上がってるのまで分かるでしょ。食べるとほんとに美味なんよ。
鶏と白菜と葱から出てるスープのシンプルな味わいの良さが実感できる。
鶏のほわ〜んとした風味と白菜の甘みと葱が鶏の生臭さを消して、絶妙なハーモニーを醸し出してる。
スープが本当に美味だから、塩胡椒をちょっと付けるだけでもいい。もちろんポン酢でもおいしいよ。
安い鶏ガラでもこれだけの味が出るのだから、地鶏だともっとだろうな。
福岡で鶏の水炊きが高級料理というのがなんとなく分かった気がしました。